ハッカソンの概要とメリット

ハッカソンとは、プログラミングに取り組むという意味のハックと、マラソンをかけ合わせた造語のことです。与えられたテーマに対して、エンジニアやデザイナー、プランナーなどがチームを作って技術やアイデアを持ち寄り、システムやアプリケーションなどを開発して、その成果を競うイベントのことをいいます。通常は、1日から1週間程度の短期間で行われます。
新しいサービスやアイデアを発掘することが大きな目的ですが、プログラマーやWEBデザイナーのスキルアップや人材育成という目的もあります。そのため、海外だけでなく、日本国内でも多くの企業が様々なハッカソンを開催しています。
特にフリーランスのエンジニアは人脈を広げられるチャンスなので、スケジュール例や探し方など、ハッカソンとはどのようなものか詳しく調べてみると良いでしょう。

そんなハッカソンですが、フリーランスのエンジニア以外の人にも多くのメリットがあります。
まず、達成感が得られることです。ゼロから完成まで作り上げることは滅多にできる経験ではありませんし、その達成感は貴重なものとなります。
また、最新技術を体験できるというメリットもあります。人工知能など、特定の技術に特化したハッカソンでは、その分野の専門家も多く参加します。そうした専門家からアドバイスを受けながら制作できることは、参加者にとって大きな財産となります。
さらにハッカソンは、担当外の業務について知ることができる場でもあります。ハッカソンでは、企画やデザイン、プレゼンテーションなども自分たちで行うので、業務の幅を広げることが可能となります。普段とは違う仕事を体験すれば、その業務を理解することができますし、普段の業務でもコミュニケーションの活性化や作業効率向上といったメリットが期待できます。技術面だけでなく、職場の人間関係でのメリットも、ハッカソンにはあるといえます。